介護の為のリフォーム
いつもお世話になっております。
LUCE代表の綱田です。
本日は以前からお打ち合わせを進めていた、介護の為のリフォーム案件の契約に行って参りました。
ご主人様も奥様も要介護の方で、特に奥様はヘルパーさんが居ないと移動する事もできません。ご主人様はどうにかご自分の足で歩けるのですが、手摺や杖が無いと非常に危険な状態となります。
そんなA様の門周りアプローチを改造するにあたって、設計と共にあれこれ考えた結果、段付のスロープをご提案する事になりました。踏み面は1m以上奥行があり、蹴上げの高さは10cm弱くらいとなります。
ポーチに辿り着くまで、非常に距離を必要としますが、お客様との綿密な打ち合わせの結果、ようやくプランが完成したわけであります。
何度お会いしても、やはり足の状態は思わしくなく、本当にコのプランで大丈夫なのかと自問自答し、限られた予算の中で出来る最高の物を造るしかありません。
自分の手で何度も車椅子を押したりしてテストもしてみました。
是非とも新しく出来上がったアプローチをどんどん使っていただいて、今まで自由に出られなかった外の空気を吸って下さい。
要介護の現場造りは、健常者の考えやイメージはほとんど役に立ちません。実際に体験して、幅や高さ、踊り場での回転のしやすさなどを考慮しなければなりません。
出来上がったら、私に車椅子を押させてくださいね。
年明けの着工が楽しみです。
↓京都・奈良で外構エクステリア工事をするなら
奈良・京都 新築外構ならエクステリア&ガーデン ルーチェ 奈良 京都のエクステリア・庭・外構工事専門店