外構工事 完成と同時に
いつもお世話になっております。
LUCE代表の綱田です。
今年も幕張にて国際ガーデンEXPOが開催されたようです。
昨年はスタッフ一同にて1台の車に乗り込み、遥々東京へ向けて行ったのですが、今年はとりあえず全員キャンセル。スタッフ1名は行く予定をしていたのですが、それよりも重要な仕事が重なり、結局誰も行かない事になりました。
行ってきた方のブログを見る限りでは、外構・エクステリアについては、さほど目を見張るような商材や話は無かったようです。人の出会いはどうだかわかりませんが。
ところで、私がこの業界に関わって、はや20年の歳月が流れました。当時は『エクステリア屋です』って言っても、だーれも何のこっちゃわからんような顔で、『何の仕事、それ?』っていう感じでした。現在でもエクステリアと言う言葉がどれほどユーザー様に浸透しているのか、イマイチわかりませんが、当時よりははるかに多くの方に認識されているように感じます。
今思えば、相当ダメな仕事もしてきました。わけもわからず親方の経験値だけの基礎工事、組積工事、金物工事、etc・・・。
最初現場にお手伝いに行っていた時はまだ学生であり、コンクリートやモルタルも乾けば固まるくらいの認識しかありませんでした。文学部出身なんです、実は。
工事に関わるうちに、どんな作業どんな資材についても、なぜ?なに?を問うようになりました。
今でもその知識はパーフェクトではなく、勉強の毎日です。そして、勉強すればするほどに、過去の自分を責めています。
今後もお客様に安心してお渡しできる物造りの為に、勉強を続けていこうと思います。
しかしながら悲しいのは、素晴らしい出来の物が出来上がったとしても、完成した瞬間から(いや造っている段階から)、劣化が始まるということです。
形ある物はいつか壊れます。
世のユーザーの方々は本当に不安なんだと思います。お打ち合わせをしていても、現場監理をしていても、完成検査をしていても、いかなる時も不安要素を取り除こうと必死です。
絶対壊れない物も、絶対汚れない物も、絶対枯れない木も、絶対腐食しない金属も、そんなもん存在しません。我々が手を出せる素材では。
壊れにくい物や、汚れにくい物、枯れにくい木、腐食しにくい金属ならあります。
そういう勉強を日々しています。
LUCEは真面目です。嘘をついてまで、お勧めもしません。いつかどうにかなってしまうって事は、ご説明します。納得して下さいね。
無責任って思わないで下さいね。私たちは科学者でもなければ創造主でもありません。あるがままに朽ちていく様を可愛がってくださいませ。
私たちが出来る事は、せいぜい壊れにくい物を造ることくらい。それには全力を尽くします。
土・コンクリート・鉄。外構エクステリアとは切っても切れない素材です。もっともっと勉強しますね。
戯言ですんません。今日のブログ終わり。
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